ポルシェ356スピードスター / レプリカ
AG仕様での修理対策
注意事項!!
今回 ZEALがエンジン内部の部品をショップ様経由で 相談をして購入致しました
AG創業者は 他人様が製造したエンジン部品について基本的に信頼しておりません
どの様な新品部品であっても 必ず 内燃機加工会社様で点検を行って頂いた上で
加工を施工致します
ビートル全般的に 新品部品の精度はかなり悪いと言う事が 証明致しました
以下の画像をご確認下さい
CBパフォーマンス製 69mmストローク 新品クランクシャフト
表面処理加工済みの上 ダイナミックバランス取りをしてあると言う文言で 販売されております
実際には バランスは かなり狂っておりました
この新品クランクシャフトを購入する場合は 必ず内燃機会社様でバランス取りを行って下さい
AGでは ZEROバランス取りを行いました / プラス ラッピング施工
フライホイール+クラッチカバー / クランクプーリー
フライホイール+クラッチカバーについても バランス取りが施工されていると記載があります
上記画像が バランスが取れていない現状となります
ダイナミックバランスを施工致しました
クランクプーリーも バランスが狂っておりましたので ダイナミックバランスを施工致しました
カムシャフト
上記画像 / エンジンから取り出した状態のカムシャフト
最高級の表面処理を施工致しました
AG創業者は ビートル部品等を販売されている企業様を中傷するために書いている訳ではありません
例えば 今回エンジンを組むエンジニアの方 お一人は 「 加工処理など何一つ行う必要が無い 」 と言われました
しかし 上記画像を見れば 事実がお分かりになると思います!!
エンジンとは 全ての部品を丁寧に下処理を行い 万全の状態で組み上げなくてはなりません
「 ビートルなんだから・・・・・・ 何もしなくても大丈夫 」 だと 言うようなエンジニアは信用しないで下さい
今回 AGで行っていないエンジン部品を記載しておきます
1 クランクケースの対策施工 / コンロッド位置の修正など
2 シリンダーの高さの確認と修正 / 上下
3 シリンダーの内径の修正
4 ピストンの確認
5 ピストンピンとコンロッド小端部のブッシュのクリアランス確認と入れ替え製作 / オイル穴拡大
6 コンロッドの重量合わせと表面処理
7 ヘッドの燃焼室の3D計測による燃焼室の容積合わせ
8 バルブガイドとシートリングの材料変更の上での製作入れ替え
9 シートリングのシートカット角度と数値の変更
いわゆる 全てにおいて修正加工が必要になります
レース用のエンジンで無くても AGが行う内燃機加工は 必ず必要です
参考まで!!
このエンジンは 最終的に AGでは行わない 「 慣らし運転 」 が 必要なエンジンとなります
356SSレプリカに搭載されていた 吊るしの新品エンジンのブローは 様々な要因が原因で起きたと言えます
ビートル系については 専門外ですので お問い合わせを頂いても回答は致しませんので
事前にご了承願います
AG創業者 FU