◇日産 サニー◇                                               


   今後、この車輌に付いて掲載する内容は

   当社は存じませんが、有名と言われるショップがエンジンまで破損させた事例を書いていきます

   外注ですがエンジン・オーバーホールまで行う事になりました




   この2ケ月間、何も作業を行っていなかった訳ではありません

   様々な事で、代表がVB110に嫌われたため・・・・・・

   FUが本店に行くことになりました → 自力で移動が不可能なため代表に迎えに来て頂きました

   それまでの経緯を少し掲載します

   これを持って、FUがWEBを更新する事はありません



   デスビが進角していない、新品キャブの初期不良で何が起きていたかですが?

   代表からキャブ調整が上手く出来ないと・・・・・連絡がありました

   常識の範囲ですので掲載はしませんが、プラグの画像を送ってもらい見たところ

   即、タペットの数値の確認をする様に指示を出しました

   以下がその画像と数値となります → 危ない所でした

           

   こんなにガタガタになるまで、音を聞けば分かるのですが、ず・・・っとキャブ調整を行っていたため

   クリアランスが異常な数値になっていましたので、規定値に調整させました



   それでも、まだ調子が悪いと言う事で、FUを迎えに来てもらい本店に行きました

   結果として代表の行いが間違っていた事が多数ありまして・・・・・・

   FUが、10分×3回の試運転を行いジェットの数値を2回変更し、アイドリング時の点火時期の変更を行い

   しごく当然ですが、調子よく走行出来る様になりました

   ★空燃比計のエラーもありましたので、リセットさせました → 旧車は空燃比計でキャブ調整をしてはいけません


   エンジンが少しでも温まっているのに、エンジンの始動方法は冷間時と同じ様に毎回エンジンをかけていた事で

   かぶりや詰まりなどもありました

   試運転の直後にミッションの2ケ所にトラブルがある事が、即、判明しました

   ダブルクラッチ+トリプルクラッチを使用してミッションを壊さないように5,000rpmまで回して

   調子を戻しました

   ORCのクラッチの性能が高すぎるため、2年前のノーマルに戻しました

           

           

   ORCのクラッチの当たり付けも出来ていなかったため、1~2回の試運転で修正も行いましたが

   ミッションを温存したかったためノーマルに戻した次第です



   作業ミスなども簡単に見つかりました

   Oリンングの破損

           

   目の前に車輌があるのに、気づかないと言うのは問題があります

   整備工場のミスです

   Oリングを購入させて交換しました

           

   インスペクションのメッキが錆びる症状も判断致しました

           

   本店に行って再認識した事は【 湿度が高い 】と言う事でした

   FUの楽器達も湿度で膨張して使用できない状況!!

   メッキも錆びて2回交換、ボルト類にもサビ出ていたため見える箇所を新品に交換しました



   オイル交換

   エンジニアの方との話し合いで決めたオイルに交換

           

           

   ミッションオイルもGULFギアーオイル75W90に交換しました

           



   ブレーキの当たり付けの確認

           

   シートベルトのバックルを正しい位置に変更

           

   現状では、特に何の問題も無く軽く綺麗に回るようになりました

   製作したタコ足+マフラーも良く、マフラーはAG仕様のジェントルな静かな音(この文言も盗用されています)

   キャブの吸気音とタコ足の音が、物凄く良く走行中の気分を高揚させます!!

   FUとしては問題とする、車輌側の不具合箇所も試運転を行い見つかりましたのでご報告済み



   追記 / 水温

   試運転時の本店の外気温は【 20度~24度 】付近でした

   今回はクーリング関連を見直しをして作り直しております

   サーモスタットは【 82度 】ですが、夏でも82度を超えなかったそうですが試運転時でもMAX【 70度 】でした

   冬に乗る場合はオーバークールになりますので、寒冷地仕様の【 88度 】が適切だと思います

   ここまで安定出来ているA型車輌は、殆どないのではないでしょうか?



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