◇レノバティオ-Labo◇                                               

   ポルシェ356スピードスター / レプリカ

   AG仕様での修理対策




   エンジンを組むショップ様 と ZEAL が シリンダーにはキズが無いと言っておりました

   AG創業者は ピストンスカートにキズが入っているのにシリンダー内部にキズが入っていない事はありえないと!!



   2019,1,8

   内燃機会社の社長様に加工について まずはお電話致しました

   「 どうせ ビートルのエンジンなので 何もやらなくて良いのではないですか??? 」 と!!

   加工を拒否されたのですが 電話を切り 即 内燃機会社様にお伺い致しました

   エンジンについて お話をさせて頂き 納得して頂くまでに 1時間20分程 かかりました

   そこで

   届いている部品の中で 気になる部品があるため 打ち合わせをしました

   ピストン / ピストンリング / ピストンピン / コンロッド小端部

   AG創業者は このまま組めないと事前に判断しております

   内燃機会社の社長様も 「 シリンダー内部にキズが無いなんて あり得ません!! 」

   どちらにしても まずは シリンダー内部のクリアランスを計測してから考えましょう!!

   即 ZEALにシリンダーを引き上げて来て 内燃機会社様に送付する指示を出しました

           



   AG創業者から ZEALへ!!

   引き上げて来たシリンダーを直ぐに発送するのでは無く 今一度 良く観察する様に指示をしました

   結果 以下の画像の通り 4個のシリンダー内部には 「 キズ 」 が 入っていました

           

           

   シリンダー内部には 何か?  表面処理が施行されている感じです???

           

   ZEALから シリンダーにキズがありました 見落としていました???

   では 前回確認した時は どれくらいの時間 観察したのか? と 質問すると・・・・・・

   「 30秒程度です 」   唖然としました!!

   事前に 部品をどの様に確認し観察するのか?  ショップ様に どの様に会話するか? まで

   細かく指示を出していましたが AG創業者が伝えた事が 履行されておりませんでした

   そらゃ・・・・・・ 年末にAG創業者がストレスで倒れる訳ですよ!!



   前回掲載したLABOを今一度 閲覧して下さい

   この様にキズが付いている状態で エンジンを組んでは行けません!!

   内燃機会社の社長様に教えて頂いた事として

   1 / ビートルの海外製のエンジン内部部品には 往々にサンドブラストがかけられているため

       エンジン始動後に 隠れていた砂が出てきてキズが入るケースが多い

   2 / 部品のバリがある状態で組み上げているため 発生するキズ

   3 / 金属片が循環し付着したキズ

   4 / シリンダーとピストンとのクリアランスが広いため ピストンが首を振り入るキズ

   概ね AG創業者が事前にお伝えしている内容と同じです

   上記 #1-#4は あくまでもシリンダー等のキズに関してのみ!!

   その他の製品不良

   クランクシャフトとフライホイールの接合面の不良と固定ボルトとの兼ね合いの不良

   コンロッドがシリンダーの中心の位置に無い不良

   燃焼室の容積のバラツキの不良

   シリンダーが根本的に全て製品不良

   ヘッドに使用されている材料のミスマッチング

   2019,1,19以降 各部の計測を行います / 有償

   その結果により どの様な施工を行うのか? 部品はどうするのか?

   打ち合わせを行いながら 進めて行きます

   AG創業者が 二度とエンジンはやらない!! と 決めていた理由は きちんと出来るエンジニアが

   見つからないためなのです




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