ポルシェ356スピードスター / レプリカ
AG仕様での修理対策
エンジンを組むショップ様 と ZEAL が シリンダーにはキズが無いと言っておりました
AG創業者は ピストンスカートにキズが入っているのにシリンダー内部にキズが入っていない事はありえないと!!
2019,1,8
内燃機会社の社長様に加工について まずはお電話致しました
「 どうせ ビートルのエンジンなので 何もやらなくて良いのではないですか??? 」 と!!
加工を拒否されたのですが 電話を切り 即 内燃機会社様にお伺い致しました
エンジンについて お話をさせて頂き 納得して頂くまでに 1時間20分程 かかりました
そこで
届いている部品の中で 気になる部品があるため 打ち合わせをしました
ピストン / ピストンリング / ピストンピン / コンロッド小端部
AG創業者は このまま組めないと事前に判断しております
内燃機会社の社長様も 「 シリンダー内部にキズが無いなんて あり得ません!! 」
どちらにしても まずは シリンダー内部のクリアランスを計測してから考えましょう!!
即 ZEALにシリンダーを引き上げて来て 内燃機会社様に送付する指示を出しました
AG創業者から ZEALへ!!
引き上げて来たシリンダーを直ぐに発送するのでは無く 今一度 良く観察する様に指示をしました
結果 以下の画像の通り 4個のシリンダー内部には 「 キズ 」 が 入っていました
シリンダー内部には 何か? 表面処理が施行されている感じです???
ZEALから シリンダーにキズがありました 見落としていました???
では 前回確認した時は どれくらいの時間 観察したのか? と 質問すると・・・・・・
「 30秒程度です 」 唖然としました!!
事前に 部品をどの様に確認し観察するのか? ショップ様に どの様に会話するか? まで
細かく指示を出していましたが AG創業者が伝えた事が 履行されておりませんでした
そらゃ・・・・・・ 年末にAG創業者がストレスで倒れる訳ですよ!!
前回掲載したLABOを今一度 閲覧して下さい
この様にキズが付いている状態で エンジンを組んでは行けません!!
内燃機会社の社長様に教えて頂いた事として
1 / ビートルの海外製のエンジン内部部品には 往々にサンドブラストがかけられているため
エンジン始動後に 隠れていた砂が出てきてキズが入るケースが多い
2 / 部品のバリがある状態で組み上げているため 発生するキズ
3 / 金属片が循環し付着したキズ
4 / シリンダーとピストンとのクリアランスが広いため ピストンが首を振り入るキズ
概ね AG創業者が事前にお伝えしている内容と同じです
上記 #1-#4は あくまでもシリンダー等のキズに関してのみ!!
その他の製品不良
クランクシャフトとフライホイールの接合面の不良と固定ボルトとの兼ね合いの不良
コンロッドがシリンダーの中心の位置に無い不良
燃焼室の容積のバラツキの不良
シリンダーが根本的に全て製品不良
ヘッドに使用されている材料のミスマッチング
2019,1,19以降 各部の計測を行います / 有償
その結果により どの様な施工を行うのか? 部品はどうするのか?
打ち合わせを行いながら 進めて行きます
AG創業者が 二度とエンジンはやらない!! と 決めていた理由は きちんと出来るエンジニアが
見つからないためなのです